伊豆挙式レポート01
K様＆S様

伊豆でバリ島テイストを取り入れたウェディング

　もともとはバリ島でウェディングをされる予定だったおふたり。初めに東京の浜松町サロンへ相談にいらっしゃったのはもう2年程前の事になります。プロスポーツのマーケティングをされているご新郎と航空会社の整備部で働くご新婦という特殊なお仕事をされています。勤務地が離れているため離れて暮らすという選択をしていることからも、仕事や生き方へのこだわりが感じられました。まじめで誠実かつ柔らかい印象で、とくにご新婦の笑顔はまわりも笑顔にするような、そんな魅力があります。

　バリ島のウェディングではフォーシーズンズ・ジンバランのジンバラン・ガーデンで結婚式、ギリ・ジンバランでレセプション・パーティーという流れでした。

　
 2020年の9月にバリに行く予定でしたが、コロナウイルスの流行で一時延期に…。各国で都市のロックダウンなど強い制限も始まり、飛行機も運航しない地域が出てきました。当時は私たちもここまで長引くとは予測できず、少し様子を見よう、という姿勢でしたが、日本でも流行は進み東京をはじめいくつかの地域で緊急事態宣言が発令されたのをきっかけにキャンセルも視野に動き始めました。

　「バリ島に行きたい」その思いを叶えられない状況。再度延期するか、キャンセルにするか…と悩んでいた際に新たな案として出てきたのが静岡県の伊豆。伊豆のアンダリゾートさんはバリ島風の装飾や造りが特徴で、敷地内には神の使いとされるカエルのオブジェや割れ門が設置されており、館内も異国情緒あふれるデザインがほどこされています。

 　　
　一度見学するためにおふたりもご宿泊されて、各施設を見て頂きました。今回メインでご紹介したのが伊東方面の別館。全7室の邸宅で、貸切ウェディングが可能な宿泊施設＆会場となります。(※現在改装中の為、ご希望の方はカノンにお問い合わせください)
　貸切という贅沢感や自由度だけでなく、接するのが参列者とスタッフだけに限られるため感染予防という面でも最適な会場でした。実際に見て、「ここならお願いしたい」という事になり海外から国内挙式に。そこからはご来店だけでなくテレビ電話も交えて打合せを重ね、当日に至りました。

「堅くなりすぎず、砕けすぎず」

　打ち合せの際によく出てきていたのが、そんなにかしこまった感じではなくて…という言葉。でもそれと同時に「ご家族やお友達に来てもらう式だからちゃんとやりたい」という気持ちも奥の方にはあったように思います。ご希望を深く聞いていくと、自然としっかり目のセレモニーに向かっていくんですよね。おふたりのまじめな性格、特にご新郎の主宰者としてのふるまいに関するポリシーというか、誠実に対応したいという気持ちが表れていました。

　挙式の会場装飾はナチュラルに、パーティー装飾は思いっきりバリ風に。会場装飾はこちら↓

おふたりとスタッフは前日入りしていたのですが、その段階で挙式当日の天候が怪しい…となり急遽前倒しで挙式前撮影を行うことに。そのおかげで日が差し込んだガーデン・ウェディングと幻想的な一碧湖のサンセット写真を撮影することができました。

実際に当日はあいにくの雨で、屋内のバックアップ会場に変更となったため、前日の判断は大正解でした。

　パーティーでは初めて会ったご参列者もいるのに、いつの間にか全員で会話が盛り上がっていたのを覚えています。バリ風の装飾だけでなく途中に入れ込んだバリダンスもより一層バリの雰囲気を演出してくれました。

　パーティー後の2次会も同じ邸宅内で出来て、そのままご宿泊になるので皆さん気兼ねなく楽しめたようです。

　いつになるかは分かりませんが、おふたりのバリ島旅行も絶対に叶えて、その際はまたぜひカノンがサポートしたいと思っています。実際に挙式後もお2人とお会いしたり、お食事をしたりと関係が続いているのが本当に嬉しいです。

　今後もよろしくお願いします：)